紹介

原作
原作:博(集英社「となりのヤングジャンプ」連載)
あらすじ
舞台は、田舎の名門女子中学・私立蠟梅学園。 あるきっかけから、この学園のセーラー服を着ることが「夢」だった少女、明日小路。 念願叶い、ドキドキで入学式当日を迎えるが― 「私はセーラー服に決めました」 決意を胸に、夢の中学生ライフが始まる♪ クラスメート、給食、部活動… “初めて”だらけの毎日を、小路は全力で駆け抜ける! 少女たちの、キラキラ輝く青春日記。 「友達いっぱいできるかな?」
「明日ちゃんのセーラー服」公式サイト https://akebi-chan.jp
PV
スタッフ
監督:黒木美幸、シリーズ構成・脚本:山崎莉乃、キャラクターデザイン:河野恵美、サブキャラクターデザイン:川上大志/安野将人、総作画監督:河野恵美/川上大志/安野将人、美術設定:塩澤良憲、美術監督:薄井久代/守安靖尚、色彩設計:横田明日香、撮影監督:川下裕樹、3Dディレクター:宮原洋平、キャラクターレタッチ:カプセル、編集:齋藤朱里、音楽:うたたね歌菜、音響監督:濱野高年、制作会社:CloverWork
公式サイト

(C) 博/集英社・「明日ちゃんのセーラー服」製作委員会
総評
はじめに
はじめに、本作品の評価は星5つ中星4つです。一言で表すなら、素晴らしい日常系青春素敵ストーリーの最高峰と言っても過言ではないくらいの素晴らしい作品。作画、演出、ストーリー展開全てにおいてかなりハイレベルでありアニメーションとして非常に高品質な作品になっております。
感想
なんの変哲もない素晴らしい日常
なんの変哲もない日常、でもそれって本当に素晴らしいんです。人は何気ない日常でも色々考え行動しています。もちろん悩みや不安、期待と毎日がとても尊く楽しみに溢れています。でもそれって中々気付かないもので、そんな事を考えずに生きています。ただそれって毎日がキラキラ輝いているって事に他ならないんですよね。そんな気持ちを思い出させくれる作品だと思います。
演出、作画、ストーリー展開全てが素晴らしい
この作品とにかく演出、作画、ストーリー展開が素晴らしいです。何が素晴らしいか、まず作画に関してですがアニメーションであるのに全てが一枚絵のような美しさとなっており、どの場面を見ていても芸術性を感じれるレベルであります。更に極め付けは所々に演出して表現される止め絵に関してはまさに絵で塗ったような絵画のように表現され非常に美しいです。また、演出とストーリー展開が非常にマッチしており、最終回の演出は身震いをするほど感動的な演出でした。それは、明日ちゃんのこれまで培ってきたものがあったからこそですが…。それは後に語るとして、この最終回、まるで一つの壮大な物語の完結を見たような気分になります。演出と作画が成せる技でもあり、飽きさせることのない思いを揺さぶられ、感動と共に涙が出てくるほどの感激を受けました。これはもう成長に感動したというほかなりません。成長による感動を揺さぶられる作品は数がそこまでありません。小さい頃から見ていた子が大きくなって感慨深い感覚に似ていました。この演出は本当に素晴らしく、見ていない方はぜひとも視聴して頂きたい所存であります。そして、この作品が非常に評価を上げている点は明日ちゃんの成長と真っ直ぐさにあると思います。
明日小路の成長と素直さ
先ほど述べた演出、作画、ストーリー展開を行う上で非常に重要な点が主人公です。
この作品の主人公「明日小路(あけびこみち)」ですが、小学生から中学生に上がり、学年は一人の田舎の小学校から、母親の母校である蠟梅学園中等部に進学することになります。そこで出会う新しい友達、不安がありながらも真っ直ぐな瞳で一生懸命クラスの人と触れ合っていく姿、裏表のない世界で他人の苦しみを分かち合うことが出来る明日ちゃん。
そんなキラキラした素直さと他人と触れ合っていくで少しずつ成長していく姿。前半は何気ない日常であったとしても、その成長は最終回で実感と変わります。木崎さんという親友にも恵まれ、この先の世界もどんどん見ていきたいと感じます。
フェチズム
この作品のもう一つの注目ポイント、それはなぜか妙にフェチ心をくすぐられる点です。直接的な描写は一切ないのですが、仕草や制服の表現が繊細かつリアリティ含まれる点がそのような効果を産んでいるのだと感じます。ここは見てもらえる実感する所だと感じました。
最後に
本当にこの作品全ておいて日常系アニメの最高峰と言っても過言ではない作品だと思います。こんな輝く綺麗な世界でも、それは自分自身の感じ方であり全ては自信次第であることそんな事を教えてもらえた気がします。製作者様に感謝です。
ぜひ、みなさんの感想もコメント等で教えて下さい。よろしくお願い致します。
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