戯言
谷口吾郎監督といえば、ガンソードやプラネテス、無限のリヴァイアスやスクライド等、名だたるSFやアクション系の作品監督を務めたアニオタなら知らないであろう監督。中でもストーリー原案も務めたコードギアスは私の中では今まで500作品以上見てきた中で5本の指には入る名作中の名作であり好きな作品。そんな谷口さんの新作がこの「エスタブライフ」メディアミックス展開作品らしいが、スタートはこのアニメーションからであり、どのような作品になるのか、またSFっぽい世界だがどんなストーリー展開を行うのか非常に楽しみであり期待を持って1話視聴致します。
ちなみにですが、2022年春アニメ期待ランキングで3位で取り上げておりますので、ぜひこちらの記事も読んでみて下さい。
感想
1話あらすじ
個々の都市が独立した生活圏“クラスタ”となった未来。その一つ御茶ノ水大学園都市の学生・エクアの本当の正体は「逃がし屋」。彼女の元に他の“クラスタ”に逃げたいと依頼が来るが、依頼主はまさかの彼女の学校の教師であった――
「エスタブライフ グレイトエスケープ」公式サイトより https://establife.tokyo/episode/01.php

©SSF/エスタブライフ製作委員会
1話感想
逃がし屋?何かの啓発か?いいえ違います。逃がし屋です。
世界観と雰囲気はかなり好きです。アニメーション制作がポリゴン・ピクチュアズということもあり、あらすじにある
「ずっと先の未来。人間はそれまでの姿形だけでなく、獣人・サイボーグ・魔族など多様な姿を持つようになった。」
「エスタブライフ グレイトエスケープ」公式サイト https://establife.tokyo
という未来や、人外の存在等3DCGも世界観にマッチしており違和感はなくうまく溶け合っている感じがしました。
ただストーリーについてはまだなんともいえない様子見というのが正直な所です。というのも具体的な世界観の説明がなかったため、現状わかるのは、クラスタと呼ばれる個々の地域から別に地域に逃すという仕事を主人公たちは行っており、基本的に他の地域の行き来は不可能なので危険が伴うっていう事です。アクションや映像美も普通のレベルの為、如何せん突出したところがないというのが正直な感想でした。というのも、1話みた感じでは、あまり謎や伏線という伏線も見えなかったため、ただ逃げたい人がいれば主人公たちが逃がしてあげるっていう展開がこの先も続くのではないか?と錯覚してしまうためです。
ただ、これは谷口吾郎監督作品、この先どんどん敵が明確になったりもしくはこのクラスタと呼ばれる地域で住んでいくという世界観を引っくり返す重大な真実等が出てくるのだろうと私は踏んでいます。なので、この一話あえて説明を省き世界観を映像として届けたような気もするため、様子見ではありますが、この先どのように展開していくか物凄く気になります!
ちなみにまだ可愛くてお気に入りのキャラクターはいないが残念なのですが、マルテースがスライム人間だったのがちょっとびっくりしましたね..。銃弾当たってもそれほどダメージがなさそうなのでこの先このスライムがどうキーになっていくのか気になったりもしています。
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