紹介

原作
原作:鳥羽徹(GA文庫/SBクリエイティブ刊)、キャラクター原案:ファルまろ
あらすじ
覇権国家の脅威に晒される弱小国家・ナトラ王国。 若くして国を背負うことになった王子・ウェインは、 補佐官のニニムに支えられながら、才能を活かした見事な手腕を発揮し始める。 でも、この国……めちゃくちゃ詰んでる! 内政に手を入れようにも金がない。 よそから奪おうにも軍事力がない。 まともで優秀な人材は他国に流出してしまう。 「早く国売ってトンズラしてえ」 ウェインの願いは、とっとと隠居して悠々自適の生活を送ること。 大国に媚びを売り、国を売れば夢が叶うはず。 しかし、外交も軍事も予想外の方向へ転がってしまい……!? 知恵と機転で世界を揺るがす 天才王子の弱小国家マネジメント、ここに開幕!
「天才王子の赤字国家再生術」公式サイト https://tensaiouji-anime.com
PV
スタッフ
監督:玉川真人、副監督:蔡欣亞、シリーズ構成:赤尾でこ、キャラクターデザイン:應地隆之介、3Dディレクター:墳下芳弘、美術監督:栫ヒロツグ、色彩設計:中尾総子、編集:長谷川舞、撮影監督:内田奈津美、音響監督:納谷僚介、音響制作:スタジオマウス、音楽:佐橋俊彦、アニメーションプロデューサー:大上裕真、制作会社:横浜アニメーションラボ
公式サイト

(C) 鳥羽徹・SBクリエイティブ/天才王子製作委員会
総評
はじめに
はじめに、作品の評価としては星5つ中星3つです。とにかくキャラクターが物凄く可愛くて、ほぼそれだけで星3つになるほどの作品です。ストーリー展開は典型的なストレスフリーで天才が王子が色々解決していくって感じなのですが、他のよくある作品とは違う点もかなりあるのでキャラクターの可愛さと含めて掘り下げていこうと思います。
感想
この作品とにかくキャラクターが可愛いのは後でたっぷりとご紹介するとして、実はかなり政治外交戦略作品としてはかなり面白い作品でした。
一番初回のお話のみ少しおバカっぽさがありましたがそれ以降の展開は方向性が定まったのかかなりしっかりとしていました。特に地図情報や行動の動機を細かく補足しながら展開させていくことで、政治的な「なぜ」の部分をわかりやすく落とし込めていたのがかなり良かったと思います。
そして、そんな天才王子の戦略と政治外交戦とは裏腹素っ頓狂な敵達のとんでも展開がいい意味で裏切られ実はコメディ作品として見ても、実はそんなに深く考えなくてもかなり楽しめる二面生を持った作品でした。アニメーションの動きよりも、会話に重きが置いてあるので、戦闘描写に期待をしている人は少し拍子抜けするかもしれません。
そして、そんな政治外交戦略作品を更に彩ったのが、魅力的なキャラクター達です。その中でも特に女性キャラクターはかなり可愛く描かれていました。
私がとにかくお気にりのキャラクターはニニムラーレイとゼノです。中でも特にニニムがほんとに可愛いんです(笑)

このニニム、天才王子のウェインを支える補佐官であるのと幼なじみであるのですが、とにかく健気でウェインをサポートする立場として全力を尽くしているところがなんとも言えない可愛さがあります。ウェインの言うとこを素直に聞いて、見たり時には怒って見せたりと全てが最高にいいんです!!
ニニムを観るために視聴していたと言っても過言ではありません!とにかくウェインの事が大好きなのも漏れているのも特にポイントが高いです!!こんなに可愛いキャラクターは本当に久々でフィギュアやらが欲しくなってきている次第であります…。

そしてもう一人紹介したいが、ゼノです!マーデン解放軍の幹部として登場し、鋭い洞察力を持ち、かつ物凄く気持ちが強いところがとても良いキャラクターです。

このゼノというキャラクター実はかなり着痩せするタイプでして、実の姿はこのような感じになります。

とにかくウェインのことを尊敬して、かなり強い思念を持ち自分の思った道を進んでいく姿はとても共感を持て、かなりいいポイントとなっています。アニメでは後半辺りから登場してきますが、もっと早く出て動く姿が見たかった次第であります….。
と、色々とキャラクターの魅力を語ったところですが、実は最初あまり期待はしていない作品でした。ですがキャラクターの可愛さと政治外交戦略物語として非常にいいマッチをしており、株がかなり上がり楽しく視聴させてもらうことが出来ました。ぜひとも続編が制作されることを願っております。では、今日はこの辺で、次回も2022年冬アニメ作品から感想を書く予定です。よろしくお願い致します。
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